Arthur Ransome page by COOT
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Last update : 1999/08/29
通信に使ったものに付属するみどりの箱
キーワードの「通信」から連想するものは、手旗信号、モールス信号、ウナギ族の打上げ花火や鏡文字、水先案内人を呼ぶ旗、いろいろありますね。
「通信に使ったもの」ですから、手旗信号やモールス信号に使った「ハンカチ」や「旗」、花火、そういう物を考えなくてはいけません。それに「箱」が付属しているとなると、さて何でしょう。
もっと「通信」を広く考えてみると、何か思い浮かぶものや場面はありますか?
誰かの鼻先でどうどうと通信を送ったけれど、その人は気づきませんでした。ピンと来ましたか?
11巻 『スカラブ号の夏休み』 12章「芝生からの通信」 P172 「芝刈り機の前部にある大きなみどり色の箱の中」
比較的素直な問題です。そのため、紫のTitmouseさんがあっという間に見つけて、その後、赤のHEARTYさんも見つけたため、初の大将戦となりました。当時の大将戦のルールは、現在のジャンケン10手を使うのとは違って、ちょっと複雑なものでした。いずれにせよ、この初の大将戦で、まさかの引き分けとなり、規定により、時間的に早く発見した紫の勝ちとなりました。この事件により、紫と赤とは、その後も「宿命のライバル」となりました。
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