Arthur Ransome page by COOT
Since : 2000/06/21
Last update : 2000/06/21
タイトル: ロンドンからの手紙(予告編その1:問題は含まれていません。)
ランサマイトの皆さん、AHOY!
あるランサマイト仲間からの素晴らし〜〜いメールです。聖地からのリアルタイムのレポートが実現しそうです。TARSというのは、もちろんイギリス本家のランサム・ファンの集まり「The
Arthur Ransome Society」のことです。
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わたしは今ロンドンのThanet Hotel(大英博物館の近くです)の部屋から書いてます。今日ヴァージンでロンドンに着きました。ちゃんとカトラリーもゲットしました。
明日の朝、ユーストン駅から10時35分の列車(これもヴァージンの急行です)に乗って2時頃ウィンダミア駅に着く予定です。
ぎりぎりまで行けるかどうか分からなかったのですが、明日から始まるTARS
の創立10周年記念大会に参加することになりました。大会の模様を現地からレポートします。直接ニフティにつなげないので、かるた室にポストしていただけますか?
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さて、「あるランサマイト」とは誰のことでしょう?
COOT
タイトル: ウィンダミアからの手紙(予告編その2:問題は含まれていません。)
こちらにもおうら山吹なメールが届きました。そういえば、昨年も突然成田から電話を頂いたなあ、と懐かしくなりました。以下はそのメールです。
〜〜〜〜〜
聖地ウィンダミア湖の南端に近い所にあるLakeside
YMCAからです。今日からTARSの大会が始まりました。
夕食後に、アーサー・ランサム本人をご存知の方々から、ランサム本人のことについていろいろとお話がありました。その中のお1人が、ランサムからもらった手紙を持って来ていてランサムの直筆が拝めました。それだけでもすごいのに、なんと、とんでもないことが分かって会場は騒然です。
その手紙は、一見意味がよく分からない言葉が並んでいるのですが、それを解くと、未発表のサガの原稿を隠した場所?を示しているようなんです。長年その手紙をお持ちだった方は気付いていなかったようですが、今日はたくさんの熱狂的ランサマイトが世界中から集まってるので、どうもこれはランサムが隠した宝を示す地図に違いないということが分かってきました。
明日は、予定されていたカンチェンジュンガ登山やツバメの谷探し等のイベントに加えて、この謎解きをするプログラムが加わり、わたしはもちろんそれに参加することにしました。
HEARTY,the terror of the seas!
タイトル: RE:ウィンダミアからの手紙
HEARTY さん COOTさん そして皆さん AHOY!
あたしにも 来ましたよ>メール
それは こんなものでした。
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今バーベキューとダンスのパーティが終わって部屋に戻ってきたところです。今日はとっても充実した一日でした。
ランサムの遺稿探しは、ちょっと行き詰まっています。ランサムが残した手紙は痛み方が激しくて、肝心なところが虫食い状態なのです。
それは○○○の△△△△△。
XXXxXXの☆の中には★の□□がはいっていた。
みんなで考えたのですが、これだというのはまだ見つかっていません。ランサムの手紙には、意味不明なこんな言葉も書いてあります。
しんちゅうのにぎり、20メートル、紺の上に赤
右手にハンカチ左手は腰、帰ってきた詩人、懐中電灯
そっくりのテント、20秒後、穴があいてしまった
みなさんも謎解きを手伝っていただけますか?
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あたしも バーベキュー 食べたかったなぁ。
じゃあね。(^^)/~~
まりりん
タイトル: TARS10周年に参加しよう!
高貴なるバラ騎士の皆さん、AHOY!
》みなさんも謎解きを手伝っていただけますか?
というわけで、何か少しでも手がかりが分かったら、
(アドレス省略)
宛の同報メールにて赤薔薇軍の騎士までお知らせください。
TARS大会現地に転送いたします。
日本のランサマイトの実力をみせてあげましょう!
HEARTY,the terror of the seas!
まずは、
しんちゅうのにぎり、20メートル、紺の上に赤
右手にハンカチ左手は腰、帰ってきた詩人、懐中電灯
そっくりのテント、20秒後、穴があいてしまった
を解かなくてはなりませんが、無茶苦茶難しいです。それぞれの言葉に対する追加ヒントです。
それぞれの答えは、
です。この9つから、次の3つのキーワードが連想されます。「誕生日のプレゼント」、「帽子」、「大きな音」。この3つを頼りに探します。正しい隠し場所が見つかると、それは
それは○○○の△△△△△。
XXXxXXの☆の中には★の□□がはいっていた。
に、うまくあてはまるはずです。問題の演出が、まるでエープリル・フールのウソのようになっていますが、目指す巻には、どこかに「エイプリル・フール」という言葉が出てきます。
隠された巻は8巻です。P450に「エイプリル・フール」という言葉が出てきます。正しく穴埋めすると、
それは誕生日のプレゼント。
かんしゃく玉の箱の中には紙の帽子がはいっていた。
となります。
8巻『ひみつの海』 第22章「マストドンの夕食会」 P340 「かんしゃく玉の箱の中」
実際にTARSの総会が5月26〜29日にウィンダミア湖畔で行われたのに合わせて、5月28日(日)に開戦しました。日本から誰かが行って参加したというのは、残念ながらピーター・ダック物語です。
三毛猫リボン同盟は、9つの謎の言葉のうち、完全に解いたのは「発破」と「霧笛」だけでしたが、なんと、「はっぱ」と「むてき」の頭文字から「ハム」を連想して、ハムの出てくる場面を探して正解に行き当たるという、信じられないような強運に恵まれて1週目で単独正解となりました。
終戦後、正しい答えが明らかになるにつれ、攻撃軍からは「この問題は無茶苦茶難し過ぎる」との反応が続々とありました。
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