旅作りのヒント【こだわりの旅】

アルプス「楽々ハイキング」の旅

Last update : 1998/12/05


旅行して一番想い出に残るのは何でしょうか?

どれも運次第のところがありますね。運に頼らずに想い出に残る旅を作るには「歩くこと」だと私は思います。

ヨーロッパ・アルプスは、素晴らしい景色の中、しかも変化やアクセントに富んだ道を手軽に歩けて良い想い出が作れる所です。一番手っ取り早いのは、ロープウェイ・リフト・登山電車等を片道切符で登って、上でハイキング・コースがあればそれを歩いて、帰りも歩いて降りることです。

地図は必ず現地で買って持っていきましょう。安全のためだけでなく、山、湖、氷河等の名前が分かります。

私の歩いた道をいくつか当時の日記をもとに再現してみます。

スイス、ベルナー・オーバーラント地方

クライネ・シャイデック〜グリンデルワルト

ユングフラウ・ヨッホから登山電車でクライネ・シャイデックへ降りてきた。

小屋みたいな所まで登って行って、そこからアイガー北壁を見た。僕が絵葉書や映画で見ていたアイガーは、ここクライネ・シャイデックからのものだったようだ。北壁の下まで結構ゆるやかなアルムが広がっていき、そこから垂直に近い北壁が始まる。赤壁も見える。上の方まで見てみたいけど曇っている。

駅に戻りながらもう一度見上げると、メンヒが予想もしないような高い所に顔を出していて、それから察すると改めてアイガーの大きさに驚いた。ヨッホでの寒さと強風から考えても北壁登攀の偉大さを改めて見直したというか、自分がそんなのからかけ離れた小さな存在の観光客の一人として自覚させられた。

それで、ホテルの前でアルプホルンを聞いた後は、せめてグリンデルワルトまで歩いて降りることにした。

カウベルが辺りいっぱいからすごく良く聞こえる。2〜300mくらい離れていても音色の良いやつはよく聞こえるものだ。北アルプスのお花畑を歩いているような気分で下って行った。

快調に飛ばして暑くなったのでセーターとヤッケを途中で脱いだ。ずっと車道で最後の方は急なアスファルトで足が靴と擦れて痛い。登山靴が欲しい。擦れないようにして歩くのできつかった。最初はどこかから電車に乗るつもりだったけど、結局最後まで歩いて結構疲れた。明日フィルストに行くには靴を買わないとと思いながらも今日はもう面倒で、スーパーでチーズ、魚の缶詰、牛乳、パン、バターを買ってユースホステルに戻った。

グリンデルワルト〜フィルスト〜ファウルホルン〜シャイニーゲ・プラッテ

グリンデルワルトからフィルストへのリフト

グリンデルワルトのユースホステルで一昨日の晩一緒に食器を洗ったドイツ人と、今日はフィルストに行くことにした。彼のバイクの後ろに乗せてもらってリフトの駅に行った。

このリフトは動いているのに乗るのではなくて、どういう仕組みか知らないけど、ロープからリフトがはずれて止まっている間に乗って、ヒモを係りの人が引っ張ると動きだすのだ。

リフトは進行方向に向かって右を向いていて、真正面にベッターホルンが見えるけど、朝のうちは逆光で黒い塊だ。午後はきれいだろうと思う。横にきれいなシュレックホルンが見える。アイガーは首をねじまげないと見えない。

静かで良い。貸してくれるコートのおかげか全く寒くはない。彼とエーデルワイスやアイガー北壁のことを話しながら30分はあっという間だった。途中の中継駅では、座ったままの乗り換えで、またまた仕組みは分からないけど良く出来ている。チケットのチェックがここである。

上は全然寒くなかった。ここからのベッターホルン、シュレックホルンはきれいで、またスケッチして名前を覚えた。他の人に2人の写真を撮ってもらってからバイバイした。彼はグリンデルワルトへ、僕はファウルホルンへ。

フィルストからバッハゼーへ

いっぱいハイカーがいて、日本人はいない。皆格好だけはきめている。老夫婦・家族連れが多い。ファウルホルンは遠くに見えて鈍頂だからそう格好良くない。隣のシュバルツホルンの方がきれいに見える。あっちに登りたいけど、予定通りバッハゼーに向かった。

道がグジュグジュの所がかなりあって歩きにくい。草原地帯の中を歩いて行く。牛がいっぱいいて、途中その牛の行列が道を歩いていて、最初はちょっと離れた所を追い抜こうと思ったけど、2〜3度失敗した。最後は恐る恐るすぐそばを追い抜いて行った。

1時間足らずでバッハゼー、2つの小さな湖がある。風のせいで、鏡のように谷向こうの山を反射することはなかったけど、やっぱりアルプスの中の湖はきれいだ。

湖畔に腰を下ろしてブランチに取り掛かった。スイスのバターは色が白っぽくてすごくおいしそうだ。パンを輪切りにしてチーズと一緒に食べた。すごくおいしい。貧乏旅行の食事でももう慣れたのか、食べる場所がいいのか、すごいご馳走のように感じる。チーズとパンがこんなにマッチするとは思わなかったくらいおいしい。

隣のカップルがやっぱり食べていたら牛におそわれていて、それを見ながら食べるのは面白かった。ところが僕の所にも一頭来て背中側からヌッと様子を伺っている。僕も最初は面白がって肩を隣にいた人にすくめてみせたり、その人に写真を撮ってもらったりしたけど、そのうち一頭二頭と増えてきて、パン・チーズ・バター・カメラを救ってちょっと逃げるとどっと十頭くらいに囲まれた。一頭の角を持って押すけど、あまり強く押してけんかになったらぶが悪いので、そのまま逃げた。残していったリュック・セーター・ナイフ等をベロベロなめている牛と追いかけて来る牛とに分かれて、追いかけて来る方はしつこくて、いくらどう逃げても四方を取り囲まれる感じ。荷物を救いに行こうとするとそのそばで牛2頭がけんかを始めて、荷物が踏まれやしないかハラハラだ。隙を見てナイフだけ救ってまた歩いて逃げた。らちがあかないので牛さんの中に突っ込んでいってリュック・セーター等全部を救ってちょっと高い所へ逃げた。リュックもセーターも牛のつばでビショビショで気持ち悪い。今度はゆっくり食事の残りを食べて満足した。

バッハゼーからファウルホルンへ

ファウルホルンに向かってスタート。ここまではほとんど水平な道だったけど、ここからは登りだ。上のホテルに荷物を上げるらしい馬と人を追い抜いて、富士山のようにどこでも歩けるような中にジグザグに切った道を登って行った。もう頂上はここからは見えない。小屋がいくつもある。時には雪の上をちょっと歩いたりそれをすくって顔や手や首にぬったりして登って行った。結構あって、やっとシャイニーゲ・プラッテとの分岐点、ファウルホルンの肩に着いた。ここは大きな雪渓があった。ここからジグザグを登ってホテルの間を抜けて頂上だ。

頂上から向こう側の景色は初めて見るけど、青い小さな山の中の湖と、下にはブリエンツ湖の青が見えてすごくきれいだ。その右の方へ見ていくと、シュバルツホルンが格好良くそびえていて、ヴェッターホルン、シュレックホルン、そしてここに来るまでよく見えなかったフィンステラールホルンはすごい格好良い槍ヶ岳みたいな山だ。そしてアイガー、メンヒ、ユングフラウ。アイガーの北壁がどんと見える。

ファウルホルンからシャイニーゲ・プラッテへ

さっきの分岐からしばらく巻いてそれからは急な下り。下りきった所から振り返って見るファウルホルンはかなり堂々としていて良い。しばらく行くと長い雪渓の登りがあって、どんどん行くと、さっき山頂から見た湖が近くなってきた。

すれ違う人と半分くらいはあいさつした。あいさつのコツをつかんだ。相手が近寄って来ると、目を1秒くらい見つめてからちょっとうなづくのだ。そうすると相手もそれが引き金のようにうなづいて、「こんにちは」みたいなのをその人の国の言葉で言う。そこで僕も「ターク」と声をかける。「ターク」同士だと嬉しいけど、中には何だか全く分からない「こんにちは」を聞く時もある。

道は延々と続き、それをかなりのペースで下っていった。北アルプスそっくりだ。でも牛・羊がベルを鳴らして草を食んでいる。途中、小屋もあってそこは子供達でにぎわっていた。

見える山も歩くに連れて変わっていき、ファウルホルンではアイガーの横にちょこんと顔を出していたメンヒがだんだん全体を現してきて、アイガー・メンヒ・ユングフラウと立派に並んだ。ユングフラウ・ヨッホの気象台も見える。

シャイニーゲ・プラッテはもうそろそろだと思ってからが長かった。なかなか着かない。大きな谷をグルーッと半分周った。まだだ。お花畑の中に人が休んでいるのは、シャイニーゲ・プラッテからの日帰り客だろう。たいがい着いても良い頃だと思ってからかなりまた牛の中を歩いたりしてやっと着いた。水をゴクゴク飲んだ。

すぐに出る列車は満員で乗れない。次の列車まで40分待ってえらくのんびり動く列車でビルダースビルへ。そこでグリンデルワルト行きの列車に乗り換えた。

スイス、ツェルマット

ツェルマット〜スネガ〜ステリゼー

ツェルマットからスネガへ

朝7時に起きて窓の外を見るけど予想通り雲が垂れ込めていて小雨模様だ。10時ごろユースを出た。靴を買おうとたくさんある靴屋でいくつか試したけど甲があたって痛い。やっぱり安いのは駄目なのか、日本人の足が合わないのか、靴はあきらめて山岳博物館に行った。

博物館を見ている間に本格的に雲が上がりだしたようだ。時間があまりかからなくて手頃なスネガへ行くことにした。でも寒い。リフト乗り場に行くとオッサンが怒鳴っていて、切符を買う時も時計を指差したりしてかなりあせっている。ヤッケを着る暇もなくリフトに乗り込んだ。寒いけど日が射しだした。でも途中でヤッケを着た。マッターホルンの方をせっかく向いているのに、山は雲で姿を見せない。リフトの後半は勾配が緩やかになって、下にリスとネズミのあいのこが太ったみたいなのがいっぱいいて、登山者に何かねだっていた。リフトは終点に着くや否や止まった。

寒くて雲の中だ。ここからステリゼーまで上がって行くともっと寒くなるだろうから、ここで昼食を食べることにした。ちょっと臭みのあるスライスチーズと一緒にパンを食べた。

スネガからステリゼーへ

ガスの中、リフトのロープに沿って急坂を登って行った。まるで北アルプスのような景色だけど、ハイマツの代わりに牧草だ。登って行くうちにガスが晴れだして、リフトの頂上を巻いてだらだら下って行くうちに、マッターホルン側に最後まで残っていた雲も晴れだした。ラッキー。これだとステリゼーに写るマッターホルンも見られそうだ。晴れて良かった。

向こうに見える小屋の辺りが池かなと思っていたら、目の前10mくらいの所に突然ステリゼーが現れた。喜んで反対側までまわって、そこにいた男4人に「ターク」と言うと向こうも皆元気良く笑って「ターク」と言って気持ち良い。池に流れ込む清流を一口飲んだ。冷たくてうまい。歯にしみて手がしびれるくらい冷たい。写真にいいアングルを探すと2つの岩を使ってバッチリの所を見つけた。写真をパチリ。ちょっと望遠が欲しかった。

何枚も撮っている姿を見た夫婦連れが来て僕に話しかけてきた。「インドネシア人か?」マレーシア人に間違えられたことはあるけどインドネシア人は初めてだ。「スイス人か?」と聞くとあちらはイタリア人だった。そこでしばらく一緒にマッターホルンをほめたたえた。

ステリゼーからフィンデルン経由ツェルマットへ

帰りは途中から谷側に下る道に入った。フィンデルンの村は大した事なくて、どんどん降りていって3時半にはもうツェルマットに戻った。

ツェルマット〜リッフェルベルグ〜ゴルナーグラート

ツェルマットからリッフェルベルグへ

ユースに一緒に泊まっていた背の高いノッポ君と一緒にゴルナーグラート行きの登山電車に乗った。切符はわざと手前のリッフェルベルグまでにした。窓際に座って目の前に滝を見たり、トンネルをくぐったり、もうおなじみの登山電車は満席でガタゴト登っていった。

リッフェルベルグで降りる人は少なかった。降りた人は皆線路の右の方の道を行っていたけど、僕たちは地図を見て線路を渡って反対側の道を登ることにした。後でユースに戻って別の日本人に聞くと、彼はその右側の道を行って氷河まで降りて、400mの崖を1時間半もかけてまた登ったそうだ。

リッフェルベルグからゴルナーグラートへ

だらだら登りでもこんなにまともに道をつけられたんじゃきついなあ、と言いながらエッチラオッチラかなりのペースで登っていった。ノッポ君は顔に日が当たらないようにスカーフで覆面をしている。だから息が苦しそうだ。

だいぶ上に登って頂上があのあたりだなと見え始めた頃、いつのまにか道をはずして岩屑の中を歩いていた。面白がってそのまま登っていると、そのうち岩が雪となってしかもかなりの急斜面だ。靴の側面を雪に蹴り込んでトラバースしながら登って行った。でもそのうちに斜面が急になりすぎて雪も固くなった。時々滑り落ちそうになりながら手を付いたりしてもうこれ以上行けないので下の道に降りることにした。

僕は慎重に斜めに降りていたら、ノッポ君はそのまま下に滑り落ちて行った。さすがダイナミックな奴だと思って振り返ると地面に大の字になっている。おかしくて笑ってしまった。彼も最初は笑っていたと思ったら、なんと「さっき買ったヨーグルトがつぶれたー」と言っている。「あーあ」と思いながら僕も最後の2mくらいを滑り降りて彼の所に行くと、悲劇はまさに予想を超えていて目を覆わんばかり。朝買ったヨーグルトとチョコドリンク2パッケージが全て破裂して中身がリュックの中にたまって、セーターやらクック時刻表やら無茶苦茶汚れまくっている。もうおかしくて笑い転げてしまって、後でまた笑うため写真まで撮って悪かったかな。

後始末は大変で、僕のビニール袋にその3つのかけらと時刻表の最もひどいイタリアの部分を破って捨てて、リュックやら何やら手で持ってとにかく頂上のトイレまで行くことにした。彼が落とすメガネケースやナイフを僕が後から拾いながら、すごいペースで登っていって笑って疲れてしまってすごくきつかった。やっとこさトイレを見つけてリュックをジャブジャブ洗った。ここの水はまずかった。頂上の岩の上にそれらを干して昼食。

彼がミルクを買いに行っている間に地図を広げて山の名前を覚えた。モンテローザは前山にはばまれて頂上が見えない。どうせ鈍頂の山だ。リスカムはその隣で良く見える。登る途中すごい高い壁だなと思っていたのはブライトホルン。反対側にも槍のように格好の良いのがいっぱいある。ヴァイスホルンとか素晴らしい。ツィナールロートホルン、タッシュホルンも格好良い。昼食を豪勢な気分で食べた。

ゴルナーグラートからツェルマットへ

下りは氷河ルートを取ることにして降りて行ったけど、この下りは発狂的に長かった。ジグザグジグザグと岩場の狭い道を下って行くけどなかなか下の氷河が近づかない。途中で白くて花びらの固い初めて見る花を見た。やっと下の道に降りると今度はそれがダラダラ登り。あれーと思いながら登って行った。かなり続くけどゆるやかだから楽だ。新しいフィルムでモンテローザの氷河をパチリ。登りきってからの道は楽しかった。池がいくつかあって、羊がいて、マッターホルンもどきの山があって、道を整備する人たちがいた。途中で一度草の上に寝転がった。

その先も氷河沿いの道を通って降りることにした。かなり長くて急な下りもあったけど、最初の方はすごく景色の良い巻道だったし気分良い。途中の小川の水を飲んでヴィンケルマッテンに降りていった。後は通いなれた道でユースに戻った。

フランス、シャモニ

レ・プラ〜ランデックス〜ラ・ブラン〜ラ・フレジュール

ユースホステルから1時間も歩いて隣村(Les Praz)のロープウェイ乗り場に着いた。ちょっと考えてやっぱり一番上の駅(l'Index)までの往復切符を買った。まずロープウェイでグーンと登って、次にテレカビネという2人乗りのカプセルみたいな面白くて楽しいリフトに乗った。寒くて中でセーターを着た。モルモットのいそうな高原を登って着いた所は雪渓があるだけで何も他には無い所。ちょっとがっかりだ。シャモニの谷の向こう側の山々も肝心なドリュ、グランドジョラス、モンブラン、エギーユ・デュ・ミディ、全て雲に隠れている。頂上無しでは写真を撮る気にもなれない。しばらくすっごく寒い中を雪渓や草の上を歩きまわった。インフォメーションでもらった地図を見るとラ・ブラン(Lac Blanc)へはこの上の駅から行った方がいいみたいだ。リフトのおっさんに道を聞くとルージュ(赤)の印に沿って行けという。分かりやすい標識だ。これでちょっと気が晴れた。上に来たかいがあった。

そこからの道はスイスに比べると整備されていなくて、ガレ場あり雪渓ありで中には足を滑らせれば危ないような雪渓もあって、実際僕はそこでしりもちついた。でもかえってその方が面白い。道は大体水平だけど登ったり下ったりも結構あって、まだかまだかと思うくらい。コースタイムでは1.5時間だからそう簡単に着くはずもないのだけど。両側は時々水溜まりがあってなかなか楽しい道。最後登って小屋のある所がラ・ブランだった。

ここまで歩く間に谷の反対側の山の頂の雲も上がっていた。湖は湖岸の雪渓が水の上や水中に張り出していてすごくきれいだ。もう昼食の時間にしては遅いくらいなので、さっそく小屋の前のテーブルに広げた。食べ物も眺めもすっごい豪華だ。食べ物の方はパン、バター、コンビーフ、ハム、チーズ、トマト、ミルク。眺めの方はAig.du Verte、ドリュ、グランドジョラス、ミディ、モンブラン。太陽が雲に隠れたり出たりで、隠れている間はセーターにヤッケを着てもまだ寒い。腹八分ちょっとで止めて池の周りを歩いた。奥にまた別の湖がある。こちらは半分以上雪氷に覆われていて水はすごく青くてとってもきれいだ。ちょっと風があって山が反射して湖面に映らないのが残念だ。水中に張り出している雪氷は神秘的でさえある。まわりの岩を歩いたり小川を渡ったりスケッチしたりしてしばらく過ごした。ここはいい所だ。小屋がちょっと邪魔だけど。

下りは直接リフトの中継駅(La Flegere)の方へ下って行った。すれ違う人に「ターク」の代わりに「ボンジュール」と言うのはどうも変な気がする。知らない間にドイツ語が好きになっていたようだ。こちらはかなり整備された道でグーンと下って駅に着いた。そこにあった方位盤で山の名前を覚えた。

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