イスラエル「聖書の地」巡り

旧約聖書の世界

Last update 1996/10/28


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エルサレム、神殿の丘、「岩のドーム(オマル・モスク)」

この中に岩山の山頂となる部分があります。そこからマホメットが昇天したと言われています。このドームがある「神殿の丘」は、アブラハムがその子イサクを犠牲にささげようとした(創世記22章)モリヤの山でもあります。

最初の2枚の写真はオリーブ山から撮ったものです。オリーブ山からのエルサレム旧市街の眺めは本当に印象的なものです。
ヘブロン、「マクペラの洞窟」

ヘブロンはエルサレムの南約40kmの所にあります。この洞窟の上に建てられた石造りの建物はヘロデ王が要塞として造ったものです。
ここにアブラハムとその妻サラの墓(創世記23章)、アブラハムの子イサクとその妻の墓、イサクの子ヤコブとその妻の墓が置かれています。
ユダヤ教とイスラム教共通の聖地なので、両教徒の争いを避けるためか、それぞれがここで祈って良い時間が別々に定められていました。
エルサレム、シオンの丘、「ダビデ王の墓」

イスラエルの王「ダビデ」がエルサレムを聖都としたのが3000年前です。政略・戦略・信仰心に優れたダビデは、イスラエル史上の理想像に近い王とされています。
エルサレム、「ダビデの町」(歴代志上11章4-8節)

エルサレムで最も古い遺跡です。この遺跡を見るとエルサレムの歴史を地層のように見る事が出来ます。はるか大昔の町が破壊されその上に新しい町が築かれ、また破壊され、と積み重なって今のエルサレムがあるのが分かります。時間の流れを空間で見る事が出来る面白い体験をしました。
エルサレム、「ワーレンのシャフト」

ダビデ王がエルサレムを攻めた時に、この縦穴から上ってエビス人を打ち倒しました。(サムエル記下5章8節)また、この縦穴は次の写真の「ギホンの泉」から丘の上の町まで水を汲み上げるために使われました。
エルサレム、「ギホンの泉」

何千年も前から水を絶やしたことのない泉で、奥はトンネルになっています。このトンネルは、BC740年、アッスリヤの王セナケリブに攻められた時、当時は城壁の中にあった次の写真のシロアムまで水を引くためにヒゼキア王が作ったものです。(歴代志下32章)
エルサレム、「シロアムの池」

旧約聖書では「下の池」と呼ばれています。ここでダビデの後継者としてその子ソロモンが王に任命されました。
新約聖書にはイエスが盲人を癒した池として出てきます。
死海周辺、エン・ゲディ、「ダビデの滝」

昔からオアシスの町として有名なエイン・ゲディは、ダビデがサウロの手を逃れて身を隠した場所です。(サムエル記上24章1-3節)

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